初冬に想う

学校から帰ってくる途中
町のあちこちから煙の臭いがする。
昔は石炭ストーブや薪ストーブで暖をとる家が
多かったからだろう。
木が燃える臭い。
石炭の燃える臭い。
臭いでもうすぐ厳しい寒さの冬が始まるのを感じたもんさ。
家に帰ると、居間の中央に石炭ストーブが
ドーンとセッティングされていて
今年最初の最大出力燃焼をしている。
今年も寒い冬が始まる…
昨日までとは違う居間の光景に
子供心にそう思ったりしたなあ…。
あったかい石炭ストーブの横にパンツ一丁で陣取って
漫画と冷たいコーラとポテチですごす至福のひと時。
そんなガキを見てイラッとしない親はいない。
ストーブの横でダラダラしてるとよく怒られたよ。
考えてみりゃあ
子供の頃は冬ってそれほど嫌いじゃなかった。
いつぐらいかなあ…
高校生くらい?
寒いし眠いから今日はどこにも行かんと
布団の中でヌクヌクしとこ。
なーんてダメ人間の第一歩を確実に踏み出した季節。
今年も始まりましたよ冬。













